この記事では、親の読書習慣が子どもに与える影響や、読書好きな家庭に共通する習慣、親が本好きでなくてもできる読書サポートについて紹介します。
親が読書すると子どもも本を読むようになる?
親が本を読む姿は子どもへの影響力大

子どもは、親が思っている以上によく親を見ています。
スマホやテレビを見て過ごす親の背中を見ている子どもと、本を手に取ってページをめくる親の背中を見ている子ども。
どちらが本に興味を持ちやすいかは、想像に難くありませんよね。
親が本をよく読んでいる家庭では、子どもも自然と本に興味を持ちやすくなります。
本を読むことが、家族にとって当たり前の風景になりやすいからです。
「親が本を読む」だけでは十分ではない
「親が本を読めば、子どもも本を読むようになる。」
確かに一理あります。
でも実際に子育てをしていると、それだけでは足りないと感じます。
子どもが本好きになるためには、その子に合った本を選んだり、一緒に図書館へ行ったりといったサポートも欠かせません。
親の読書習慣と、子どもの読書環境づくり。
この二つがそろって初めて、読書は「好き」に育っていくのだと思います。
👉 ひとり読書の本選びはジャンルとレベルに幅を持たせる
読書好きな家庭に共通する3つの習慣
1. 家中に「いつでも本がある」環境

読書好きな家庭では、本が特別な場所ではなく、日常の風景に溶け込んでいます。
- リビングに雑誌や本が置かれている
- 図書館で借りた本をテーブルの目立つ場所に飾っている
- 家族全員の本棚が廊下にあり、誰でも自由に手に取れる
これだけで、「本=生活の一部」という感覚が自然と身につきます。
👉 子どもの本は増やした方がいい?月刊絵本を残しておけば意外と困らない
2. 読んだ本の感想を食卓でシェアする
本の内容について、何気ない会話が飛び交う家庭は子どもの読書への意欲が違います。
- 感想を押し付けず、親が自分の感じたことを楽しそうに話す
- 子どもが読んだ本に興味を持ち、「どんな話だったの?」と耳を傾ける
「本の話をすると家族が喜んでくれる」という体験が、子どもの読書を加速させます。
3. 読書を「ご褒美時間」として楽しむ
家事や仕事の合間に、読書を自分へのご褒美にしている親の姿。
そんな様子を見ていると、子どもも「本を読むって楽しい時間なんだ」と自然に感じるようになります。
特に、親が読む本というのは子どもの目には「難しそうで、読めたらカッコイイ」本に見えやすいです。
そういう憧れの本が本棚にあると、「いつかあの本を読んでみたいな」という想いを抱きやすいです。
親が読書しなくても子どもを本好きにする方法
親子でスマホを置く時間を作る
まずは親子ともにスマホやゲームをやめる時間を作って、一緒に本を読む時間にしてみましょう。
1日10分や15分程度でも大丈夫です。
子どもの手前、つい「難しい本を読まなきゃ...」と思うかもしれませんが、雑誌でも料理本でもOK!
なんだったら、子どもと一緒の本を交代読みしても良いですよ◎
子どもと読書を楽しむことに主軸を置く
親が読書する習慣が無くても心配はいりません。
無理に読書好きになる必要もありません。
- 子どもと一緒に図書館へ行く
- 面白そうな本を一緒に探す
- 子どもが読んだ本の話を聞く
それだけでも十分です。
親が一緒に読書を楽しもうとしている姿勢は、子どもにも伝わります。
👉 図書館で何を借りればいいか分からない!我が家の絵本・児童書の選び方
「読み聞かせ」から「ひとり読書」への架け橋として
読み聞かせ卒業後こそ、親の読書時間が生きてくる
読み聞かせを卒業すると、「もう一人で読めるから大丈夫だろう」と親は思ってしまいがちです。
でも実は、この時期こそ親の存在が大切!
親が隣で本を読んでいるだけで、「読書する時間」が家の中に生まれます。
親は小説。
子どもは児童書。
読む本は違っても、同じ空間で静かに本を読む時間は、子どもにとってとても心地よいものです。
同じ空間でそれぞれの読書を楽しむ時間は、将来的な「自律した読書習慣」への素晴らしい架け橋になります。
👉 子どもの読書習慣を育てるには?ひとり読書期の親の見守り方
👉 読み聞かせ卒業後に本を読まなくなった!その原因と親ができる対策
子どもの本選びは親だけで頑張らなくてもいい
親が読書好きでも、子どもに合う本を探すのは意外と難しいものです。
我が家でも、
- 図書館でたくさん借りる
- 司書さんに相談する
- ヨンデミー
(AI選書サービス)を利用する
など、いろいろ試しています。
親が全部選ばなきゃと思わなくても大丈夫◎
子どもに合う一冊と出会える環境を作ることの方が、ずっと大切だと思っています。
👉 ヨンデミーレベル別おすすめ本一覧
まとめ:親の読書と読書環境が子どもの読書習慣につながる
親が本を読んでいる姿は、子どもにとって「本を読むことは楽しい」というメッセージになります。
でも、それだけで自然に読書好きになるわけではありません。
大切なのは、
- 親自身も本を楽しむこと
- 本が身近にある環境を作ること
- 子どもに合った本と出会えるようサポートすること
この3つを少しずつ積み重ねることです。
「本を読みなさい」と言うよりも、親子で一緒に本を楽しむ時間を作る方が、子どもの読書習慣は育ちやすいと私は感じています。
親だけで本を選ぶのが難しいときは、図書館の司書さんやAI選書サービスなども上手に活用しながら、その子にぴったりの一冊を見つけてあげてくださいね。

