読み聞かせから「ひとり読書」へ移行する時期、「読み聞かせの延長」で本を選んでしまうと、文字の多さや内容の難しさに挫折してしまうことも珍しくありません。
あえて選書のジャンルとレベルに「幅」を持たせることが、読書習慣を定着させる大きなカギになります。
読み聞かせの時と同じレベルの本で失敗する理由
ひとり読書はタスクが多い!
読み聞かせの間は、子どもは自分で文字を読む必要がありません。
話を聞いて、親の表情や声色をみることで本の内容を理解することができます。
しかし、ひとりで読むとなると事情が変わります。
自分で読んで、内容まで理解する必要が出てきます。
ひとり読書のタスク
- 自分で文字を読む
- 分からない言葉を推測する
- 内容を自力で理解する
大人が思う以上に、ひとり読書は頭を使う作業なのです。
ひとり読書開始時は、1段階やさしい本を選ぶのがコツ

出版社によっては、読み聞かせ対象年齢・ひとり読み対象年齢が書いてあることがあります。
上の写真の絵本の場合、
「読み聞かせなら4才から。自分で読むなら小学校初級から」
となっています。
同じ本でも、読み方によって対象年齢は変わります。
ひとり読書開始時は、読み聞かせで読んでいた本をそのまま渡すのではなく、1段階やさしい本を選ぶようにしましょう。
読み聞かせ~ひとり読書移行中の我が家の選書例
小学1年生の5月に借りた絵本の実例

上の写真は、我が家の次女が小学1年生の5月に読んでいた絵本の具体例になります。
次女は3月末生まれということもあり、まだ教科書もスラスラ読むことは出来ません。
そしてとても甘えん坊。
そんなわけで、まだまだ母である私が読み聞かせる割合が高いです。
我が家は1~2週間に1回の頻度で図書館に行って、大体10冊程度の絵本を借りてきます。
その時の選書基準は下記の通りです。
我が家の絵本選び
- 物語を楽しむシリーズもの
- 自然科学系
- 読んだことがあるもの・文字が大きめのもの
- ほぼ文字がないもの・探し絵などお楽しみ系
ひとり読み用は「自分で読めた!」を大切に、とにかく文字少な目の簡単なものを選んでいます
子どもが好きなものを選べるよう、ジャンルとレベルに幅を持たせるのがコツ
あえて知らないジャンルも混ぜる
図書館に行ったら、お子さんの好きなジャンルを2~3冊に対して、親が選んだ未知のジャンルを1冊借りるのがおすすめです。
子どもにも「いつもの絵本が良い気分」の日もあれば、「今日は知らない本を読みたい気分」の日もあります。
そんな時にいつもと違うジャンルの本があると、子どもも自然と手が伸びます。
「自分で選ぶ」という経験は、ひとり読書にとって大切なことです。
その中でも、「知らない本を読む」というのは、これまでとは違う「自分の成長」を感じやすく、子どもに達成感を与えます。
自信を育てる「やさしめ」と、挑戦する「背伸び」を混ぜる
ひとり読書開始時は、「やさしめレベル」の本を多めにしましょう。
読書を続けていくには、「楽しい!」と思ってもらうことが大前提。
自分ひとりで読む成功体験を積める本をたくさん用意してあげましょう。
- やさしめレベル
疲れている日でもスラスラ読める、絵が多めの簡単な本
- ピッタリレベル
今のお子さんの力で、少し読み応えがある本
- 背伸びレベル
興味があるジャンルで、少し難しくても挑戦したくなる本
好きなジャンルや作者が分かると、読書は楽しくなる
読み聞かせでも、ひとり読書でも言えることですが、まずは子どもが興味を持てる本やジャンルを探すことが読書好きへの第一歩になります。
これにはとにかく色んな本を読んでみる必要があるので、親としては結構大変です。
うちの子の場合は、ふくべ あきひろ先生の「いちにち○○」シリーズや、柴田ケイコ先生の本がとにかく好きです。
どちらも人気のシリーズ・作家さんなのでハマる子は多いと思います。
あとは、幼稚園や保育園時代に先生に読み聞かせてもらった絵本も子どもは好きで、ちゃんと覚えています。
一度読んで内容を知っている分、少し文字が多くても読み進めることができますよ。
選書に悩んだら、ヨンデミーに任せるのも選択肢
ヨンデミーは、子どもの読書習慣づくりをサポートするオンラインサービスです。
一番最初に、アンケートで子どもの読書レベルをチェックし、そのレベルに合った本をAIがおすすめしてくれます。
画面に出てくる本の中から、表紙を見ながら「これはどう?面白そう?」と好きな本を選ぶことができるので、本選びがラクになりますよ♪
ヨンデミーで出来ること
- レベルに合った本選び
- 読書記録が残せる
- ゲーム感覚で続けられる工夫
- アプリから図書館の本を予約できる
特にアプリからそのまま居住地の図書館の本を予約できるのが便利!
なんだかんだで図書館に行くと時間がかかりますが、受け取るだけでサッと帰れます。
本選びで親の負担が大きいようなら、ヨンデミーのようなサービスを活用するのも一つの方法です。
まとめ:ひとり読書移行期はジャンルの幅を広げよう
「ひとり読書」の開始時期は、子どもにとって自分の世界を広げる冒険の始まりです。
- ジャンルを混ぜて「飽きさせない」
- レベルを混ぜて「自信と挑戦のバランスを取る」
この2つを意識するだけで、本棚の景色は一気に変わります。
完璧に選ぼうと気負わず、「本と触れ合うこと自体が楽しい」と思える環境を一緒に作っていきましょう。
